PATTO POTTO さんへ見学

昨年12月に、こちらの施設の法人代表さんがるりいろに見学に来られました。
2024年6月に、中野区内で多機能型の重心児デイを開所予定とのお話でした。
このたび、予定通り開所をされたというお手紙をご丁寧にもいただき。
6月1日(土)に内覧会があるということで、お邪魔させていただきました。
今回はそのときのレポートです。

※写真撮影の許可と、るりいろホームページへの掲載許可をいただいています。

スマートスピーカー

るりいろはiPadでYouTubeをかけていますが、アレクサにひと声かければその手間要らずですね。
ブラインドの開閉や、室内の明るさの調節もしてくれるそうです。

アームワンダー

左側の丸いボタンを押すと右側の木琴を鳴らしてくれます。
未就学児時代、ボタン装置を使った電気のON・OFFを好んで押して遊んでいたお子さんが、るりいろにもいらっしゃいますので。
そのお子さんはもちろんのこと、他のお子さんも楽しめる装置だと思いました。

プレステコントローラー

もともと複雑な装置のコントローラーを、障がいのあるお子さん向けに改良したそうです(丸い形の方)。
美しい映像と共に、リハビリ効果を狙います。

カチャカ

実際に見ることはできていませんが、「ねえ、カチャカ」と声をかけると動くそうです。
手が離せないスタッフのために、物を運んでくれるのだとか。

ブランコ

るりいろにはハンモックがありますが、ブランコもまた楽しそうですね。
この日は何人かお子さんがいらっしゃっていましたが、皆さんブランコで楽しく遊んでいました。

ドライブ遊具

座位保持付きのドライブ遊具。
ハンドルはよく見るとフェラーリで、細かくスイッチまで付いています。

戸棚

戸棚は開けようと思っても開かない仕組みとなっています。
専用の磁石を使い、開くことができるのだそうです。
お子さんが自分で開けてしまったり、その拍子に指を挟んでしまったりしないよう、開閉の管理をされています。

プロジェクター

スクリーンは使用せず、直接壁に映像を映しています。
これだとスクリーンのコストがかからないので良いですね。
ちなみに左側のブルーの壁に少しだけ映り込んでいる写真ですが、これは写真の裏が磁石になっています。
磁石が張り付く材質の壁なのです。
貼りたい素材の裏面にマグネットを付ければ、壁全面に掲示物を貼ることも可能です。

LOVOT

名前は「あんこ」。
甘えん坊だからだそうです。
目をつぶってしまっている瞬間が撮れてしまいましたが、この日は初めて見る私の姿をジーっと見て、何やら学習していました。
今後現場で大活躍してくれそうな予感。

お子さま用のトイレ

もともとクリニックだったということもあり、トイレは広々としています。
おむつ交換台・手洗い場を含め、一か所で完結してしまうのは良いですね。
撮影するのを忘れてしまいましたが、フロア内の水場は車いすに乗ったまま手を伸ばすことができるよう、シンク下は空洞となっていました。

お子さま用荷物入れのカゴ

一つ一つイラストが違います。
よく見ると、右側のカゴには洗濯ばさみで挟まれている物があります。
ご利用が決まっているお子さま専用のカゴなのです。
左側の方には洗濯ばさみは付いていませんから、まだ定員に空きがあるということ。
きっとあっという間に埋まってしまうでしょうね。

最後に PATTO POTTO さんについて

ここで PATTO POTTO さんについてご紹介させていただきます。
中野区中野で6月から多機能型重心児デイをスタートされました。
運営母体はNPO法人三原色さん。
まだまだ空きがあるそうなので、今このコラムを読んでいる方のお知り合い等、PATTO POTTOさんへ紹介していただけると幸いです。
https://www.3genshoku.org/home

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

東京都

次の記事

ふくチャレ